◆漫画で見る女性の口説き方◆
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【恋愛デプログラマー】西園寺のび太です。
場末のレストランとか喫茶店のトイレとかに、
「そのまんまでいいよ。人間だもの」
的な、達筆のメッセージを見かけることが、たまにあります。
僕は、あれが嫌いです。
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ダブルバインドとは?
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ひと昔前、会話のテクニックで
「ダブルバインド」というものが流行りました。
バインドとは「縛る」という意味です。
ダブルバインドは
「二重縛り」「二重拘束」
そんな意味でしょうか。
伝説の催眠療法家が使ったとされるテクニックのひとつです。
聞いたことのない人のために、すごく簡単に説明すると、
例えば、ナンパで声をかけた女の子と歩きながら話していて、
カフェの前で、
「コーヒーとジュース、どっちにする?」
とか言って、カフェに誘導するテクニックです。
お茶しようか?
何か飲まない?
というような、Yes/No で答えられる問いかけをするのではなく、
お茶は当然するという前提に立ってしまって、
何飲む? ということを問いかけるんです。
ポイントは【前提条件】です。
上記の前提条件は「一緒にお茶する」です。
その前提条件を踏まえて、
そこからの選択肢(コーヒー/ジュース)を提示して、
相手を前提条件に縛り付けるというテクニックですね。
セールスマンや売り子さんがよく使ってます。
洋服屋さんだったら、
「そのセーターは色違いでグレーもあるんですよ。
紺とグレーだったら、どちらがお好みですか?」
と言って、
「買う/買わない」から「紺/グレー」に思考をシフトさせるわけです。
好きな女性をデートに誘うんだったら、
「平日と週末、遊ぶんだったら、どっちが都合いいの?」
「週末かなー」
「今週だったら? 土曜? 日曜?」
「日曜日は、まる1日予定が入ってるから、土曜日かな」
「土曜日ね。遊ぶんなら、ドライブと遊園地、どっちがいい?」
なんて感じです。
前提条件は「ふたりでデートする」です。
「ドライブと遊園地、どっちがいい?」
と聞いて、
「昼過ぎにどうしても外せない用事があるから、あんまり時間ないんだよね」
と言わせたら、デート確定です。
「短い時間なら会える」と言わせているからです。
「じゃあ、映画でも観ようか? それとも食事だけする?」
前提条件「ふたりでデートする」は崩さず、
さらにバインドし続けます。
「アバターか、カールじいさん観たいんだよね。どっち観たい?」
彼女が、アバターでもカールじいさんでもない、
違う映画を観たいと言ったら、
そこで「一緒に映画に行く」ということが確定します。
はい。
単純な例をあげてみましたが、
このダブルバインドと呼ばれるテクニックが
一時期流行りました。
知っている人も多いと思います。
僕も昔は使っていました。
「ホントにそんなの恋愛で使えるの?」
そう思う人もいると思います。
使えます。
ただし、【自分にある程度の好意を持っている人にだけ】です。
相手が自分に対して好意を持っていなければ通用しません。
「どっちもイヤ」
「忙しい」
「なんでアンタと!?」
と断られて終わりです。
そんなこと、あまりにも当たり前なんですが、
当時の僕はダブルバインドを知った時、
紹介している人の説明がすごくうまかったこともあり、
「スゲー!これ使ったら、デートの誘いとか楽勝かも」
と感動していました。
単純な男でした。
相手が自分に対して好意がなくても、
成功することはあります。
相手の判断力が極端に低下していたり、
欲に目がくらんでいる時などです。
でも、成功したとしても、すぐに醒めます。
約束を取り付けても、都合が悪くなった、
と後で断られるのがオチです。
本質じゃないテクニックをいくら駆使しても、
相手はすぐに気づくし、
成功したとしても、自分は成長しません。
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小手先ではないダブルバインド
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本質じゃないテクニックをいくら駆使しても、自分は成長しません。
それでは、小手先ではないダブルバインドはあるか?
あります。
ポイントは【前提条件】です。
そして【マインド】です。
小手先の言葉のテクニックではなく、
【マインド】の【前提条件】の設定
を変えるのです。
長くなったので、次回に続きます。