小橋しゅんです
今回はオレの昔の恋愛スタイルについて話します。
オレは、全然モテなかった頃、サボテンに水をやるタイプの男でした。
悪気はないんですけど、大事に育てているサボテンが愛しくてしょうがなかったんです。
「もしかしたら水のあげ過ぎで枯らしてしまうかも・・・」という不安を感じつつも、「自分の愛情の深さを示すにはそれくらいしかないから」とせっせと水をあげてました。
オレはわりと世話好きなので、マメに日の光を当ててやったり、「好きだよ」と毎日語りかけたりしてました。
そしたら、サボテンは花もつけずに枯れてしまいました。
なぜならサボテンは水分の無い環境でしか生きれないタイプの植物だったから・・・
そう・・・
植物はなんだかんだいっても水が必要という固定観念
こいつのために良かれと思ってやってる事はきっとこいつにも伝わるはず
・・・というオレの狭い価値観が大事なサボテンを死なせてしまったのです。
一体何の話だ?・・・と思った方もいるかもしれないので、上記の文をちょっと変えて、もう一度書きます。
オレは、全然モテなかった頃、好きな女に尽くしてやるタイプの男でした。
悪気はないんですけど、大事に付き合ってる女が愛しくてしょうがなかったんです。
「もしかしたら尽くし過ぎで飽きられてしまうかも・・・」という不安を感じつつも、「自分の愛情の深さを示すにはそれくらいしかないから」とせっせと尽くしてました。
オレはわりと世話好きなので、マメにデートに誘ったり、「好きだよ」と毎日語りかけたりしてました。
そしたら、女は理由も告げずに別れを切り出しました。
なぜなら女は男を追いかける環境でしか恋愛出来ないタイプの人だったから・・・
そう・・・
女はなんだかんだいっても優しくされる事が必要という固定観念
こいつのために良かれと思ってやってる事はきっとこいつにも伝わるはず
というオレの狭い価値観が大事な女の恋心を死なせてしまったのです。
・・・・・まあ、そういう事です。
今でも、「初めて育てたのがサボテンじゃなくて、水をあげると育つ植物だったら人生変わってたなー」と思います。
でも、それと同時に、「最初がサボテンだったからこそ、今こうして幸せでいられる」とも思います。
これを読んでるあなたも、女にジャバジャバ優しさだけをあげないように注意してください。
優しさを見せない時間が愛を育むこともあるのです。
とはいえ、サボテンは見た目で、「水あげない方が良いな」と判断出来ますが、女の判断は難しいです。